2008.02.01 (Fri)
カルシウム

フトアゴにはカルシウムが不可欠です。
カルシウムの摂取量が少なかったりしてカルシウム吸収量が減少すると、骨などに蓄えられてたカルシウムが血液中に放出されるようです。
それが続くと、いわゆるクル病(骨粗鬆のようになり、骨格が変形したり歩行障害を起こす病気)になってしまいます。
よって餌にカルシウム剤を添加するのですが、そのカルシウムを吸収するためにはビタミンD3が必要になり、通常そのビタミンD3は紫外線(UVB)を浴びることにより体内で合成します。
先日の紫外線の記事でも書きましたが、直射日光での日光浴をさせてやれると問題ないのですが、普通の飼育下ではなかなかそういうわけにもいきません。
なのでUVBの出る紫外線ライトを使うのですが、人工的な光には限界があります。
そこでビタミンD3の不足も補うためビタミンD3入りのカルシウム剤を添加します。
実際には、UVBにより体内で作られるビタミンD3と、摂取によるビタミンD3とは体内への取り入れ方が違うと言うことで単に不足分を摂取すれば良いというわけではないらしいですが・・・。
ここで悩んでしまうのが、カルシウム・ビタミンD3の過剰摂取という問題なのです。
これらの過剰摂取は食欲不振や腎臓障害などを引き起こすらしいのです。
という事を知り、我が家では先日の記事に書いた「勘違い日光浴」によりビタミンD3入りカルシウムは殆ど添加していませんでした。
ではどれくらいD3入りカルシウムを添加すべきなのか???
単にカルシウムだけという事であればエサによっても違う気がします。
うちの子の場合は主食がデュビアなのでイエコよりはカルシウムが豊富に思えます。(単に固そうだから。違うかも・・・)
エサによっても、環境のよっても、フトアゴの個体・成長時期によっても違うのかもしれないし、多分これと言った答えは無いのかな?
とりあえずこれからは「D3無しカルシウム」を2日間、「カルシウム無し」「D3入りカルシウム」を1日ずつくらいのローテーションで試してみようかと思ってます。
なぜそんなに神経質に・・・と思うかもしれませんが、初めて飼ったフトアゴを成長期に死なせてしましました。
病院にも連れて行き、原因は不明でしたが拒食の上での最期でした。
その子のはイエコに「D3入りカルシウム」の添加のみの与え方だったので、もしかしたらカルシウム・ビタミンD3の過剰摂取が原因だったのかもしれません。
あと成長期には特に必要なその他ビタミン・ベータカロチン・ミネラル・アミノ酸の補給にサプリメントを混ぜてます。
小松菜やチンゲンサイは食べてるので、もしかしたらいらないのかも?と思いましたがまあバランスを考えてと・・・
気のせいかもしれませんが、このサプリメントを与えると野菜の食いが悪くなってる気がします。
今のところティガーもハクも元気に育ってくれてるのでそれ程心配しなくても良いのかもしれませんが、可愛い2匹の為に、これからも試行錯誤しながらバランス良く餌を与える事を心掛けていこうと思っています。
今日のオマケ

これは、家で飼っている羊です。
餌は、いりません…なんちゃって(〃⌒▽⌒)ゞ
うちではメリーちゃん1号と言っています。

メリーちゃん1号は、お腹がゼリーでレンジでチン

ほんのりあったかーい。

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